最近ひいた風邪がしつこく長引いてて、イマイチ元気が出ません…(´・ω・`) 井川ゆきこです。
今回は!
久々に!
歯医者さんらしい記事を書けますよ!
何かって!?
歯磨き粉の話です!!!
グルメ記事ではありません!!
最近ひいた風邪がしつこく長引いてて、イマイチ元気が出ません…(´・ω・`) 井川ゆきこです。
今回は!
久々に!
歯医者さんらしい記事を書けますよ!
何かって!?
歯磨き粉の話です!!!
グルメ記事ではありません!!
ようやく週末ですね!井川歯科アドバイザー(たぶん)の井川ゆきこです。
週末ですが、井川歯科は土曜も元気に夕方まで診療しております。
以前、歯磨き粉の成分を調べた記事をお送りしました。今回は、「じゃあ、かく言うワタクシがどんな歯磨き粉を使っているか」をお送りしたいと思います(*´▽`*) 歯医者のヨメは、どのような歯磨きをしているのか?ご覧あれ!!
恥を忍んで…私のお口の写真はココをクリック(上がホワイトニング前…表示の日付は違ってて、実際はけっこう前の写真。下が最近
のホワイトニング直後の写真でこれは日付通り。)
三つ使わなきゃいけない、ってことはないと思うのですが、歯磨き粉STUDYをしているうちに、なんとなくこの三種類に落ち着きました。
(写真左手前から、右、奥の順に…)
それと、うがいの際に使う、
を使っています。
もちろん、すべて井川歯科の受付販売商品です。
表にするとこんな感じです!
黒丸が、アパガードリナメル。
薄い緑の丸が、ジェルコートF。
濃い緑の丸が、コンクールF(うがい液)です。
ホワイトニングした後しばらくは、アパガードのところ箇所をシルクホワイトに入れ替えたりしてます。
正直、意識低い系歯医者のヨメなので、いつもいつも昼夜磨いているわけではないです(;´・ω・) 昼はコンクールF(うがい液)で済ませたり、何もしないことも多々あります(;^ω^)
なにか特定の悩みがあるわけではないので、まずは見た目に美しく保つこと…つまりホワイトング効果を維持・向上できそうなもの(つまり、アパガードリナメルやシルクホワイト)を中心に使いつつ、先々の歯周病予防なんかもしていきたいので、ジェルコートFも近い割合で使っています。
ウエルテックの製品…ジェルコートFや、コンクールFは、再石灰化効果のなせるわざか、歯周病予防効果のなせるわざか、使用感がとってもさっぱり、歯がつるつるします。※非専門家個人の推測と感想です
…なので、「ちょっと口の中がもにょもにょするなあ」(粘つくというかざらつくというか)と思うときには、ウエルテック製品を、使用回数を多めにするようにしています。
4歳のむすこは、最近歯磨き粉デビューしました。こちらのチェックアップ子ども用を使わせています。虫歯予防効果に期待。
これも、井川歯科受付販売商品です。
せっかくなんで、院長にダメ出しを求めてみました( ー`дー´)キリッ
良い歯磨き粉、自分に合った歯磨き粉を選ぶのはとても大切なことですが、 良い歯磨き粉を使っているということに安心してはいけません。 ブラッシングの基本は、歯ブラシをしっかりと歯や歯茎に当てることです。 そこを忘れないようにしてくださいね。
はぁ~い (゚д゚)/
お口のお悩みに応じて、歯磨き粉を選ぶと、意外と幸福感に影響ある気がします。
一般流通品よりは少し良いお値段ですが、歯科医院販売専用品である分、成分が工夫されていたりします(その辺の詳細は冒頭で紹介した別記事に)。そんなすぐなくなるモンもないので、ぜひご検討くださいませ。
では、今回はこの辺で!! 井川歯科の裏方担当・いがわゆきこがお送りしました~♪
フト思い出したことがあるのです。
食品の原材料表示は、規制により量の多い順に書くことになっている※、と勉強したことがあります。
※ 「「食品添加物以外の原材料」と「食品添加物」に分け、それぞれ重量割合の多い順に記載します。」(引用元)
わたくしサラリーマン時代は、法律関係のお仕事をしてました。商品の「表示」に関するルールを、それはもうコッテリと絞られつつ(涙)、勉強しました。その中で、食品や医薬品のこともチラッと参照したことがあったのです。
医薬品も、化粧品も食品も、パッケージや中身そのものを見るだけでは、材料が分からないことがほとんどです。
見てわからないなら、書いてくれないと困ります。大事なことです。
なので、法令や業界団体の自主規制で、様々なルールが課せられているのです。歯磨き粉も含め、化粧品や医薬部外品にあたるものは、成分表示に関するルールがあります。
…てことは。
…てことは、よ。
歯磨き粉も表示を見れば、歯医者さんでなくともある程度正確にその商品を理解することができるんじゃないかい?…ということで…
調べてみました!
歯磨き粉(ハミガキ用ペースト)の成分!
その数、なんと19点。
歯科医院専用品、市販品両方調べてみました。
表にまとめてみたので、ご覧ください!
…と、その前に。
歯磨き粉の人気ランキングって見たことありますか?
私ははじめて見てみました。シェアしますね ヽ(´ー`)ノ
>> 歯磨き粉ランキング(最新口コミ情報) -@cosme(アットコスメ)- http://www.cosme.net/item/item_id/1104/ranking
最新のランキングは、ぜひ上のリンクからご確認くださいませ。
この記事では、ある時点(2015/2/13集計期間:2014/11/12~2015/2/11)の結果を以下に分析してみました ( ゚д゚)ノ
ホワイトニング効果をうたう商品が多く目につきました。
次に、「無添加」的なワードが口コミで飛び交っていて、コダワリ派の方の投票が多くされていることがうかがえます(シャボン玉せっけんやアラウのせっけんはみがき)。
個人的に、歯医者さん広報的に気になるのは、それ以外。本格的な歯科販売用ハミガキがランクインしているのも感心しました(デントのチェックアップや、ウエルテックのリペリオ)。
美容と健康は近いところにあると、よく思います。さすが、@コスメに集う皆さんは、よく調べて買ってるんですね~。
すっごく超大作になってしまいましたので、PDFファイルでご覧ください。
謎のカタカナ語がひしめく歯磨き粉成分。
ですが、これだけの量を入力していると(さすがに)見えてくるものがあります。
書き並べていると、「あ、この成分はこの歯磨き粉だけだなぁ」という商品はあんまり無いんです。意外。同一メーカーだと違う商品でもやっぱり「湿潤剤」は同じようなものを組み合わせて使ったり。別のメーカーでもそう個性的なのは見ませんでした。それでも…
最近、大竹しのぶさんが美声で歌い上げる「ディープクリーン♪」は個性的でした。成分のバリエーションの多さから、力の入れ具合が感じられます。また、各成分も、「茶」(茶エキス―1など)にフィーチャーしているところが光ります。顆粒を打ち出してきているのも、花王株式会社さんですね。
それ以外は、白さをアピールしている商品(アパガードやシルクホワイト)だと、いずれもハイドロキシアパタイトとパール(真珠)関連成分が入っているとか、歯周病対策だとばい菌やっつける系の成分が入っているのが特徴的でした。むし歯対策のフッ素(フッ化ナトリウムかモノフルオロリン酸ナトリウム)が入ってない、という製品はほとんど無いようです。
では、歯磨き粉なんてみな同じかというと、そんなハズはなく、特にフッ素なんかは濃度が非常に重要なんだそうです。その辺りはまた、追って。
歯磨き粉というものは、だいたい二つに分けられるように思います。つまり、
…の二種類です。
(ウエルテック / リペリオ。アパガード / アパガードMプラス、花王 / ピュオーラ、サンスター / Ora2やアース製薬 /アクアフレッシュなど市販品の多く)
ラウリル硫酸ナトリウム(発泡剤)や研磨剤(清掃剤の一部が該当するようです)が多種類配合されているものです。市販の歯磨き粉にこのタイプが多い傾向にあります。
発泡剤や研磨剤の使用は意見が分かれていてるところです。
しかし院長いわく、研磨剤については、「今の物は昔のものほど成分が強くないので、(「歯が削れる」といったことに対して)それほど神経質になり過ぎる必要はない」とのことでした。
総じて、市販品はこの使用感型というべき商品が多いように思いました。何度も繰り返し買っていただきたいわけなので、使った感じのキモチ良さを追求するのは当然ですね。
もっとも、歯肉炎・歯周病予防を目指すと、歯肉の引き締め、収れんを狙うことが多く、その目的に沿うと使用感が上がるのが道理、ということになるらしい。したがって、歯周病予防目的を重視した製品は、使用感と機能性が一つのところに帰結する印象を持ちました。
(ウエルテック / リペリオ、DENT. / チェックアップ スタンダード、アパガード / アパガードリナメル)
ストイック型の極北は、たとえばウエルテックのジェルコートFだと思います。
発泡剤、研磨剤不使用!!
気分的な「ちゃんと磨いた」感を起こさせない一方で、高濃度のフッ素でむし歯予防効果を狙っています。
むし歯予防系にしろ、歯周病予防系にしろ、ホワイトニング系にしろ。ストイック型の製品は、うたっている効果・効能に寄与する成分を複数配合する一方で、それ以外の成分は控えめになっています。そして、価格は高め。歯医者さんで取り扱う製品、歯医者さんのブログでおススメの製品は、だいたいがこのストイック型に属するように思いました。
「それ言っちゃあおしめぇよう」ですが、自分の目的にあった歯磨き粉を選ぶのが一番です。
イロイロ調べてみましたが、「圧倒的勝者」というような歯磨き粉を見出すことはなかったからです。
「むし歯予防なら、〇〇か××。歯周病予防なら△△。知覚過敏が気になるなら□□…。」という風に、目的がハッキリすれば、ある程度絞ることはできると思います。目的がハッキリしてきたら、ぜひお近くの歯医者さんにご相談ください。歯科衛生士さん、歯科助手さん(受付)も、おススメの製品をお伝えすることができると思います。
いかがでしたでしょうか?
絶対王者は存在しない。
群雄割拠の歯磨き粉界。
その中でも、ある程度、歯磨き粉の選び方の指針は見えてきたのではないかと思います。
井川歯科では、DENT. 製品やウエルテック製品を多く取り扱っています。
個人的なイチオシは、ジェルコートF!!
研磨剤不使用にもかかわらず、磨いた後の歯のツルツル感が半端ナイです!※個人の感想です
もしくは、アパガードリナメル♪ しばらく使うと、歯の色味が明るくなってきた気がします。※個人の感想です
次回のこの企画(更新日未定)は、もう少し、それぞれの成分の特徴や、各製品の特長を解説したいなあと思います。
化粧品と違って、歯磨き粉の多くが所属する「医薬部外品」という分類には、量の多い順に記載せよとのルールがないようです。したがって、成分表示を見ただけでは、ある成分がどの歯磨き粉に多く含まれているかまでは分かりませんでした。。。
▲チェックアップが気になってきた。それとジーシーの洋梨味のやつ。
▲コンクールが気になってきた。そういえば範道がだいぶ前から家に持ち帰っている。あとスタッフルームでも見た。
▲懐かしいわぁ。薬事法。当時参考にしたページかは分からないけど。
▲コレコレ。こういうページ探してた。このノリ、懐かしい。
▲そう、自主ルールなのである。
では、今回はこの辺で!! 井川歯科の裏方担当・いがわゆきこがお送りしました~♪