あなたが入れ歯を決断する時~ 入れ歯に関する統計を調べてみました。年齢別の歯の数、歯の喪失原因など。

引き続き入れ歯の勉強をしています。

 

院長が佐賀で(いや、日本で!!?)一番の入れ歯の歯医者さんを目指すなら、WEBサイトもふさわしいものじゃないといけません。

 

いま取りかかっているのが、「人はなぜ、入れ歯になるのか」。

 

原因が知りたい。

経緯が知りたい。

入れ歯にする人の気持ちを想像したい、ということで調べてみました。

 

 

そもそも、歯って何本あるの??

「そこから!???」

…とビックリ仰天されそうですが笑 「歯が何本あるか」、知らない方も中にはいらっしゃると思います。

― 正解は、32本、なんだそうです。親不知含めて。

参考: >> [SUNSTAR]Mouth & Body PLAZA – M&Bスクール[履修科目] – 一般教養_永久歯は何本?乳歯は何本? http://www.mouth-body.com/school/classes/general/O3001

親知らず(第三大臼歯)は全部で四本。なので、トラブルなく過ごしてきた健康な大人の歯は、28本ぐらいと言えそうです。

 

歯を失い始めるのはいつ?なぜ?

事故(交通事故、スポーツなどなど)があれば、唐突に歯を失うことがあるでしょう。それ以外、加齢したからといって、なぜ歯を失うのか??そこを掘り下げてみました。

始まりは静かに。そして始まってしまえば、急速に。人はいつから歯を失うのか。

調べてみて、こちらのデータが大変興味深かったです。

グラフ 平成23年歯科疾患実態調査(厚生労働省)に基づく一人平均歯数

参考: >>  歯科疾患実態調査:調査の結果(統計表一覧)|厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/62-17c.html 1 表III-2-1a 現在歯・健全歯・DMF歯数および一人平均値,年齢別(5歳以上・永久歯)

歯を失い始めるのは、だいたい「アラフォー」から

永久歯が生えそろって、40歳ぐらいまでは大きな変化がありません。しかし、40歳を過ぎたあたりから、突如、減少の一途!! という様相です。親知らずを含めない永久歯の数、28本を下回り始めるのです。

何も起きていないときが対策しどき、だった。

「歯科のシロウト × 30代」には、入れ歯のことが分からないのも当然です。永久歯が揃う13歳頃から歯が欠け始めるアラフォーまでの、およそ30年間の「口腔内環境安定期」の、終盤にあたります。

そして、アラフォー…つまり40代以降は一本調子で歯が欠けます。ということは、言わば結果の時期。

それ以前の、元気いっぱい!30代のときが、予防をはじめるべき時期だったと言えそうです。

では、何を予防すれば良かったんでしょうか。

歯の喪失の原因も見てみたいと思います。

歯の喪失の二大要因

 歯を失う原因は二つ。歯周病とむし歯の二つであるとほぼ断言できる。

「歯を失う二大原因はむし歯と歯周病で、その割合は同じくらいです。」>> 歯の喪失の原因 | e-ヘルスネット 情報提供 http://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-04-002.html

この二つの原因を合わせると実に75%に至ります。歯周病のほうが多く、このうち42%です。

そして、「破折」が11%で第4位にランクイン。

この「破折」は、プロセスとしては「むし歯 → 神経をとる → いずれ抜けちゃう」という流れを経てのものだと考えられるそうで、要は実質、むし歯が原因のようなもの、だそう。

よって、分かりやすさのためにまとめてしまうと、歯の喪失原因ランキングは、

  1. むし歯と破折 43%
  2. 歯周病 42%
  3. その他 15%

…ということになります。

TVの歯磨き粉CMで、「歯周病予防」「虫歯予防」と連呼しているのも道理。

歯を失う原因はやっぱり、歯周病かむし歯。この二つに注意しなければならなかったわけです。

 

歯を失わないために。歯を失ったときあなたは…。

若くして歯を減らさないために。できるだけ多くの歯を残すために。

何をすれば良いのでしょうか。

失う前の予防歯科
虫歯

最近、オトナのむし歯が増えているそうです(関連ブログ記事)。大人が虫歯になる原因は、歯ぐきが痩せて下がってきて、むし歯に弱く・しかも痛みを感じない象牙質が露出するからです。日頃のハミガキや、歯医者さんでのPMTC(プロハミガキ)、フッ素塗布で予防しましょう。

歯周病

歯周病予防には、やはりPMTC。それから、歯周病予防を意識した歯磨き粉の選択が効果がありそうです。

ちなみに、歯がない人の割合は、国際的にみて日本が顕著に低くなっています。日本は国民皆保険で、歯医者さんに通う習慣が根付いていることのあらわれなのではないかと思います。歯石とりのような予防歯科など、日本の歯科業界の努力もあると思います。

参考: >> 歯の喪失の実態 | e-ヘルスネット 情報提供 http://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-04-001.html

歯を失ってしまったときには、、、

失った歯の代わりを用意するために、入れ歯インプラントが考えられます。

どちらが良いかは、一言では難しいです。

非専門家である私個人の意見としては、若い人…先がまだまだ長くて持病がない方の場合は、インプラントが良い場合があるかもしれません。インプラントNGの要因を持っていることが少なく、噛む力や顎の骨への影響がより少ないからです。歯がどんどん減り始める年齢の方には、入れ歯が良い場合が多いと思います。導入時の体への負担が少なく、自費できちんとしたツクリと素材のものを入れれば、インプラントに負けない性能になります。外科手術を伴わないなどリスクが少ない分、賢明な選択肢といえる場合が多いと思います。

どちらが合う、合わないは人により様々です。タイミングや費用の問題もあると思います。

ぜひ、信頼のできる歯医者さんにご相談ください。

 

まとめ

なぜ、どんな方が、いつ歯を失うのか。

なんとなく、見えてきたように思います。

何か劇的なイベントから始まるわけではなく、いつも通りの暮らしの中、少しずつ歯の様子が変わってくる。ぐらぐらと動くとか、色が変わるとか。「いつか歯医者さんに行かなきゃ」と思っていたら、周りの歯にも変化が及んでくる。さすがにまずいと腰を上げたら、そのときになって、「抜歯になります」「入れ歯にしますか」あるいは「インプラントにしますか」とくれば、心の準備ができてないものじゃないのでしょうか。

逡巡しているうちに、あれよあれよという間に歯を失い、気が付けば総入れ歯となる方もいると思います(先日のNHKためしてガッテン関連記事)。

何らかの義歯を使っている人の割合は、後期高齢者では89%に達するそうです(参考: >> 歯の喪失の実態 | e-ヘルスネット 情報提供 http://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-04-001.html)。いずれ通る道ならば、早目に対処して、最小限に食い止めた方が、後悔が少ないと思います。

早めに対策して、Quality of lifeを高く保ちましょう!

関連: >> 入れ歯 | 伊万里市「井川歯科」 公式サイト http://igawa-dc.com/service/denture/

 

では、今回はこの辺で!! 井川歯科の裏方担当・いがわゆきこがお送りしました~♪

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