九州・伊万里の方向けの防災情報特集

なんだか被災した方向けのお見舞いの言葉を書くのも色々と足りてないんじゃないかという気がしてしまいます。井川ゆきこです。

熊本地震の被害の全容が見えるのはまだまだこれからでしょうし、第一余震が収まっていません。被災した方は、歯医者さんのブログを見るどころではないでしょうし。。

 

何か一つずつでもできることを、ということで、今日は、まだ備えることができる方のための、防災情報と被災地支援の情報を書きたいと思います。

 

 

防災用品を点検しておきましょう

Twitterなんかでシェアした情報と重複するものが多いと思いますが、悪しからず!

東京都の防災マニュアルが優秀

全部 >> 東京防災|東京都防災ホームページ http://www.bousai.metro.tokyo.jp/book/index.html

東京都の防災マニュアルがものすごく分かりやすくためになります。さすが地震の多い土地、ということもありますが、同じ自治体でもここまで力が違うのか…と感服しきりです。

ここだけでも読もう

>> 10の防災アクションまとめ http://www.bousai.metro.tokyo.jp/book/matome2/?page=002

内容をかいつまんで説明すると、特別なものを買うのではなく、日常の中で買えるものを日常の中で備蓄する。日常で消費できるので無駄もない、という話です。

具体的には

非常用持ち出し袋の中身として、

  • 懐中電灯
  • 携帯ラジオ
  • ヘルメット
  • 防災頭巾
  • 軍手
  • 毛布
  • 電池
  • ライター
  • ロウソク
  • 食品
  • インスタントラーメン
  • 缶切
  • ナイフ
  • 衣類
  • (哺乳瓶)
  • 現金
  • 救急箱
  • 預金通帳
  • 印鑑
我が家の場合は

ミネラルウォーターを押し入れとキッチン、車の中に常時何本かずつ積むようにしています。考え方としては、自宅がグチャグチャになった場合に、取り出しやすいように少しは分散もしつつ、出先でそのまま避難することになっても大丈夫なように、ということです。

そして、非常用持ち出し袋(古くなって使わなくなったアウトドアブランドのリュックサックを使っています。両手が空くの大事。)の中身は…

  • ラジオ付き懐中電灯(手回し発電)
  • 毛布の代わりになるもの(こういうアルミブランケット)(グッディで買えます)
  • 缶詰やアルファ化米、レトルト食品
  • 紙皿、使い捨てフォークなど

…だったかな。

熊本地震が起きてからは、このリュックと、寝袋、ミネラルウォーターを数本まとめて、寝室出てすぐの場所にまとめて置いてあります。

余震が続くときはすぐ逃げられる体制が大事だと思う

普段よりこういうことを意識しています。

  • 車のガソリンはできるだけ満タンに近い状態を維持する
  • お財布の中の現金をいつもより多めの状態を維持する。
  • 携帯の電池をいつも満タンに近い状態を維持する。
  • 保存のきく食料をキモチ多めに備える。特に水。
  • お風呂の残り湯は捨ててしまわない。
  • いつも以上に居場所を密に夫に知らせるようにする。
  • 遠出しない。
  • FacebookやTwitterで情報収集をする。

 

被災地支援はたぶん自分のためでもある

被災地の状況、気になりますね。

気分的に心配だ、気の毒だ、ということではなく、多分私たち自身のためでもあると思うのです。

熊本は九州の真ん中なので、物流、交通のカナメです。立派に復興してもらわないと、九州新幹線はじめ、現実的な不便・不利益を被ることがあると思います。加えて、観光収入の低下…東京の人は九州の各県の配置はかなりザックリした把握しかないです。などなど。偽善でもなんでもなく、早期に復活してもらって、私たちも安心したいものです。

「物」の支援

私の考えですが、個人が個人に物資を送り付けるのは感心しません。

物流が回復してないので、発送したところでまともに届くか分かりませんし、モタついている間に、ニーズが変わってしまったら、荷受けして整理するだけ相手の負担になってしまいます。

できるだけ、自分がいま住んでいる自治体などの取りまとめに参加しましょう。一つの乗り物、組織に取りまとめてもらえば、渋滞の原因になりにくく、到着後も適切な分配が人手付きでなされることの期待度が上がります。

伊万里も支援物資の受付をはじめました

今日は午前8時30分~午後5時15分の間、未開封品に限り、

  • ペットボトルの水、
  • カップめん、
  • 生理用品、
  • おむつ(大人用、子供用)、
  • 粉ミルク

…を受け付けるそうです。場所は、市役所1階や公民館など!

「お金」の支援

市役所などに募金箱が設置され始めています。微力ながら当院も始めました。久保田鮮魚(FBページ)さんのように、売上の寄付を明言してある事業者さんもあります。

今は支援物資のほうが即効性のある支援かもしれません。まだまだ行き渡ってないという話が多く流れているので。そして、お金は、本当の意味で立ち直るためには必ず必要になります。熊本は近いです。貯金みたいなものと思って出来る範囲でも、参加したいですね。

 

 

伊万里も昨夜も揺れましたね。この度の熊本地震は全く他人事ではありません。佐賀にも「断層」が通っている場所があります。やれるだけのことをしたほうが、気分的にもスッキリします。

経済を回すことも大事です。

やることやったら、普段通り楽しみましょう!! 食事に、観光に …お金が「天下の回りモノ」であり続けることが、支援にもつながります。

 

では、今回はこの辺で!! 井川歯科の裏方担当・いがわゆきこがお送りしました!!