みなさんこんにちは、院長です。
だいたい木曜日朝の更新を担当してるんですが、、、、
振り返ると、トンテントン、ハロウイン、ラグビー、野球、ハーフマラソン、、、、、
歯科の話題が一つもない!!
特段歯科の話題がしたいわけでもないのですが、全くないのも如何なものかと思いまして、ちょっと歯科の話を。
みなさん歯医者で型取りしたとこありますか?
粘土みたいな材料で歯の型取りをするやつです。
あれを印象材といいます。
今日はその印象材の話。
あの粘土、粉と水を混ぜて作るんですが、分量に決まりがあります。
これが守られないと、変型の原因になり、よい詰め物、よい差し歯ができません。
そこで、専用の計量スプーンがあるんですが、、、
試しに8.0gを三回量ってみると、、、
7.9g、7.3g、8.4g
かなりのばらつきです。
というわけで、井川歯科ではスプーンには頼らず、電子はかりでキッチリ計量しています。
これは水も同じで、計量カップではなく、キッチリ量ってます。
さて、材料の準備ができたら、あとは練ります。
ここでも、
手で練るか
機械で練るか
となるわけですが、井川歯科では誰が練っても同じレベルで、綺麗に練ることができるように、機械にお願いしています。
練り上がりがこちら。
機械の方が滑らかですね。
そして、気泡が少ないこともいい型取りの条件です。
というわけで、二つの練り上がりを比べてみると
真剣に練ったのですが、手練りの方には気泡がチラホラ(もう少し少なく練れるつもりだったのですが、、、)
この気泡がまた変型の原因になってしまいます。
そのほかにも、湿度とか、時間とかいろいろとこだわりがあるのですが、それはまたいつか。
もしくは、興味のある方は直接聞いてください!
ふぅ、真面目な話は肩が凝りますね。
それではこの辺りで、失礼します。